【絵でわかりやすく解説】仮想とは

IT

仮想、かそう、Kasou、下層、仮装・・・?
無いはずなのに、あるのはなぜ・・・?

くぅちゃん!?
ど、どうしたんだい?

あ、ぴぴ!
良いところに来てくれたね
仮装について教えて欲しいんだ。

仮装かい・・・?仮装大賞とかの仮装かい?
「無いはずなのに、あるのはなぜ」って聞こえたけど、仮想じゃなくて?

そうだった。
仮想について教えて
仮想サーバーとか、仮想メモリとか、仮想OSとか、
なんか色々ありすぎて分からないよ~

OK
じゃあ今回は仮想について紹介するね

本記事は正確性よりもイメージを掴めればという意図で作成しています。

仮想とは

まず最初に言葉の意味から理解するとよいと思います。

【仮想の意味とは】

1.仮想とは仮に想定すること。
 実際には無いが仮にあるものと考えてみること。

2. 実際にはそうではないが、そうだと考えて差し支えないこと。
 実質的にそうであること。

どうでしょうか。

1番の意味は端的に言うと「空想」です。
もしもあったとしたら?という意味の仮想です。

2番の意味合いが、IT業界で使用されている「仮想」になります。
「実質的にそうである事」が重要となります。
サーバーで例えるなら実態は1個でも、振る舞いが3個なら、3個と考えていい状態という訳です。

ここで重要なのは実体のない仮想は存在しないという事です。
「仮の想定」では無く「実態の上」に成り立っています。

仮想について話してみたけどどうかな?

まだまだ完ぺきではないけど、なんとなくイメージはできたかも。
ちなみに、前に話してくれたクラウドとはどう違うの?(以前の記事

仮想とクラウドは似たような使われ方をしているイメージがあるかもね。
ただ、実際には全然違うんだ。それを説明すると混乱するから今回は仮想だけにするね。

仮想の用途

具体的に説明すると、自分たちが使用しているリソースを分けて使用する事です。

例えばここに1個のスライムがあります。

これを2個にして使いたい場合は、半分にして使います。

また、別のものでも複数作ることができます。
増やせば増やすほど、1個あたりの配分が小さくなるので、パフォーマンスの低下は避けられません。
(例)様々な種類を10個にした場合

この様に分けた場合、最初の1個だった時の大きさを超える事はできませんよね。
これは仮想でも同じことが言えます。

仮想環境の設定には容量が必要です。
その容量はHDDやSSDの容量なので最大値が決まっています。(スライム1個の状態)
複数の仮想環境を設定する場合、その元の容量を超えて設定はできません。
許された容量の範囲内で、現実的な容量を設定した仮想を作る必要があります。

小さすぎても使い物にならないよ!

仮想のメリット

ここまでの内容を含めてまとめると以下の通りになります。

1、何も無い状態では作成できないし増やせない。
 大元の実態が必要

2、容量が許す限り増やす事はできるが、パフォーマンスは低下する。
 1個で100%でも、2個にすると50%になる

3、作成や増やす作業には専門的な知識が必要

・使われていない空きの活用とコスト削減
 現在使用されていない(眠っている)領域があれば、
 それを有効活用できると共に、実機を用意するばずだったコストが抑えられる。

・カスタマイズ
 専門的な知識が必要な代わりに好きなようにカスタマイズできる
 自分達が好きなものを好きなサイズで作成できる。

以上が仮想についての説明だよ

ぴぴありがとう

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