【わかりやすく解説】ネットワークとは

IT

ネットワークって何なんだい?

突然だね?
どうしたんだい。

ただの知的好奇心だよ♪

なるほどね!
ネットワークという言葉を聞くと、基本的にPCやスマートフォンを想像するよね。
PCとPCを繋ぐのをネットワークと言うけど、
人と人を繋ぐ場合も同様にネットワークという言葉を使うよ。

ネット(網)の意味から来ているから、PCでも人でも同じように使用できるね。

確かにそうだね!
ネットワークって当たり前に聞いてるけど、PC関係の事ばかりだと思ってたよ。

うん。
時代と共にネットワークの進化を見ていくと分かりやすいかもしれないよ。

ネットワークの進化

1940年代
元々PCは単体で使用する機能しかありませんでした。
この時のPCはかなり大きく個人で所有できるサイズや金額ではありませんでした。
PCを導入するのは企業ですが、これも現代の様に多くの企業で活躍しておらず、
購入できるお金があり、所持できる場所を持っている企業のみが導入してました。

1960年代
ネットワークが誕生し単体のPC間でやり取りできるようになると、
起業などがそのネットワークを利用することになりました。

最初からPCにある機能だと思っていたけど、PCが誕生してネットワークが誕生したんだね。

メールの誕生

1970年代
PCの通信のみで使用されていたネットワークが、メールの登場により
PCを介して人と人が文字でやり取りできるようになりました。

もちろんこの時のメールは現代の様なメールではなく、まだまだ発展途上でしたが
次第にTo、CCなどの機能が追加されて現在使われているメールになっていきます。

PCが生まれて、ネットワークが生まれて、メールが生まれていったんだね!

PCの進歩と小型化

1980年~1990年代
この時になると、PC誕生当時のサイズ感ではなく小型化されたPCが開発されました。
また、それに伴って金額も安価になる事で個人でもPCが所有できるようになりました。

Windows95やWindows98がかなり売れた時代になります。
学校のPCにWindows98が搭載されていたのを今でも覚えています。

2000年代

携帯電話やノートPCが登場しました。
正確には2000年代以前から携帯電話は誕生していましたが、
誕生時は鞄の様に大きく、持ち運ぶ際は肩にかける必要がありました。

引用元(リンク

その後次第に小型化が進んで手のひらサイズになりました。
画面もドット画面で電話とメールの機能以外が無いもので、
液晶に変わりインターネット機能が追加され、
着うたのダウンロードやゲームなどができるようになりました。

「ガラケー」や「写メ」はこの時に誕生した言葉だね。

2010年代
スマートフォンやタブレットの登場です。
当時iPhoneはソフトバンクからのみ出ていたので、
iPhoneを持っている=ソフトバンクユーザーという認識をしていた人が多いと思います。

それが今ではキャリアを問わずiPhoneが出ていますよね。

余談ですが、ソフトバンクという会社が登場したばかりの時は、
名前に「バンク」と付いているため「銀行」だと勘違いしている人が多かったです。

少し話が反れましたが、ネットワークの進化とそれに伴う機器の進化でした。
ネットワークの誕生と普及が今の時代を大きく支えています。

ここからはネットワークに関しての専門的な話の一部になります。

ネットワーク通信の仕組み

ネットワークにはそれを構築するための仕組みや、その種類が色々あります。
今回のその一部を紹介いたします。

プロトコル
簡単にいうと「約束」です。
PCとPCの通信を行う際にこのプロトコル(約束)がないと通信できません。
人に例えると言語になります。
友達を会話する時に「日本語で話そう!」と約束する事で日本語でスムーズに会話できますよね。
ただ、この決まりが無くお互いが好き勝手な言語で話すと会話できないですよね。

プロトコル(約束)が決まっている場合
プロトコル(約束)が決まっていない場合

プロトコルという言葉が出てきたら「約束」なんだと思い出してみてください。

IPアドレス
これはIT業界者ではなくても多くの人が耳にしたことがあると思います。
簡単にいうと「住所」です。
この「住所」は1台のPCに1個なので他のPCと被ってはいけません。

実際の住所であれば家族で住んでいると、同じ住所を持つ人が複数人いますが、PCの場合は違います。
1台のPCに1個です。そのため会社で隣に座っている人が使用しているPCのIPアドレスは、
自分が使用しているPCのIPアドレスと異なります。

補足
同じIPアドレスを設定する事はできますが、それを行うと1台のPCが
ネットワークに接続されていると、もう1台のPCはネットワークに接続することができません。

これをIPアドレスのバッティングと言います。

ネットワークの種類

LAN

LAN(ラン)と聞いて何を思い浮かべますか。
”無線LAN”や”インターネット接続する事”などがあると思います。
元々LANにはインターネット接続の意味がありません。
LANは「Local Area Network(ローカルエリアネットワーク)」という意味です。

ローカルエリアとは学校内や会社内などの限られた場所でのみ使用するネットワークの事です。
インターネットが海だとすると、LANはプールというイメージになります。
水の中に入るという点では同じですが、広さや深さが全然違いますよね。

LAN社内だけ、学校内だけのネットワークだよ。

WAN

WANは「Wide Area Network(ワイドエリアネットワーク)」という意味です。
WAN(ワン)と聞いてもピンとこないかもしれません。
LANとLANを繋ぐ事をWANと言います。

WANはおまけ程度で大丈夫です。
そんな言葉もあるんだな~ぐらいでも問題ありません。

今回は以上となります。
また、遊びに来てください。

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